戸建ての耐震等級とは?耐震等級の概要や耐震性能を上げる工夫

2021.09.21

マイホームは一生で最も大きな買い物であり、実際に建てる際にはご家族とも相談の上でじっくりと検討していくことが大切でしょう。

デザイン性や住み心地の良さは今後住み続ける限りずっと関わってくる問題であり、妥協せずに最後まで業者とご相談いただくことが大切でしょう。

そして、デザイン性や住み心地の良さと同様かそれ以上に大切なのが、建物の耐震性能に関するものです。

災害大国とも言われる日本においては、何十年も住み続ける家を建てる際には耐震性能へのこだわりが不可欠でしょう。

そのためこの記事では、戸建ての耐震等級や耐震性能を上げる工夫について解説します。

大分、宮崎、愛媛、香川、福岡、佐賀で新築戸建ての購入を検討している方は、ぜひともご参考にしてください。

耐震等級とは

耐震等級とは、建物が持つ地震への耐性を数字で表したものです。

2000年に行われた建築基準法改正によりスタートした、住宅性能表示制度によって規定されました。

同制度は、良質で安心できる住宅の取得を目指して始められています。

それまでも、新旧の耐震基準によって建築物の耐震性について一定の基準が設けられていました。

旧耐震基準は震度5強程度の中規模地震で倒壊しないレベルを基準としており、新耐震基準は震度6~7程度の大規模地震で倒壊しないことを基準としています。

 

しかし、1995年に発生した阪神淡路大震災における大規模な被害なども踏まえて、より具体的な耐震性の基準を定めるに至っているのです。

このような経緯があったため、「2000年基準」「H12年新耐震基準」などとも呼ばれています。

耐震等級は1~3の3種類があり、自身による倒壊や崩壊のしにくさ、損壊のしにくさなどを評価して区別されます。

耐震等級の目安

ここでは、耐震等級の目安について紹介します。

耐震等級1

耐震等級1は、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する震度6~7相当の地震ですぐに倒壊・崩壊・大規模損壊しない程度であるとされています。

震度に6~7と幅があるのは、震度という値が地震の被害状況から定められる値であり、地震の性質によっても変わるものだからです。

 

耐震等級1は、建築基準法で定められた、建物に備わっていることが期待される最低限の耐震性能を満たしていることを示すものだと言えます。

耐震等級1であっても、震度5程度の地震に対しては建物の損傷を避けることができるでしょう。

2016年度に発生した熊本地震においては、耐震等級1の建物が倒壊を免れたという記録もあります。

耐震等級2

耐震等級2は、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.25倍の力に対して倒壊・崩壊・大規模損壊しない程度であるとされています。

「長期優良住宅」として認定されるためには、耐震等級2以上の強度がなければなりません。

長期優良住宅とは、耐震等級2相当以上など9つの基準を満たしている、丈夫で長持ちで安心して暮らせる住まいのことです。

長期優良住宅に該当すると、税金などの優遇を受けることができます。

 

また、災害時の避難場所として指定される施設(学校や病院、警察など)は、耐震等級2以上の強度を持つことが求められます。

耐震等級3

耐震等級3は、極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力の1.5倍の力に対して倒壊・崩壊・大規模損壊しない程度であるとされています。

住宅性能表示制度で定められた等級としては最も耐震性が高いレベルであり、「住宅性能評価」を受けた新築一戸建ては「耐震等級3」が多くの割合を占めています。

災害時の救護活動や復興活動の拠点となる消防署・警察署などでは、耐震等級3の建物が多くあります。

耐震等級以外で、耐震性を上げる工夫

ここでは、耐震等級以外で耐震性を上げるための工夫を4つ紹介します。

基礎の強化

建物の耐震性を上げるためには、支える土台である基礎を強化することが効果的です。

建物の耐震性能を高めたとしても、基礎の強度が低い場合は地震による倒壊などを防げない可能性があります。

特に古い建物、具体的には1981年以前の旧耐震基準のもとで建築された木造住宅は、基礎部分の耐震性能が足りない可能性が高いと言えるでしょう。

もし基礎にひび割れが入っている場合は補修工事を行い、鉄筋が入っていない場合は基礎コンクリートを増し打ちするなどの補強方法が考えられます。

旧耐震基準にのっとって建てられた建物には、鉄筋が入っていないコンクリート基礎もあります。

耐力壁の設置

建物の耐震性能を高めるには、耐力壁の設置も効果的です。

耐力壁とは、横からの力に対して強い体制を持つ構造で作られた壁であり、地震の揺れを受け止めるなどの役割を持ちます。

旧耐震基準にのっとって建てられたものをはじめとする古い建物は、壁が少なく強度が不足しているものも多いのが実情です。

構造上効果の期待できる場所に耐力壁を設置することで、耐震強度を高めることが期待できるでしょう。

しかし適当に配置をしても耐震性能は向上しないため、まずは耐震診断を行って構造計算などを経たうえで効果的に設置していくことが重要です。

また、筋交いや面材による壁の補強で揺れに対する強度が高まり、耐震タイプの外壁を施工するなどの方法も壁の強化につながるでしょう。

建物の軽量化

耐震性能を高めるためには、建物を軽量化することも効果的です。

建物の重さは耐震性に大きく関わっており、重くなればなるほど、地震が発生した時に生まれる力は大きくなってしまいます。

建物を軽くするには、屋根の材料を瓦から金属やスレート系などの軽い素材に変えるなどの方法が考えられるでしょう。

 

また、2階部分の減築も、軽量化につながるためおすすめです。

高齢者の住宅などでは、だんだん階段を上るのが大変になって2階を使わなくなることも多くあります。

その場合2階を減築してしまうことで耐震性が高まり、掃除の手間が省けるなど様々な好影響が期待できるでしょう。

耐震金物の活用

耐震性能の向上には、耐震金物の活用も効果的です。

木造住宅は柱や梁などを組み合わせていますが、柱と土台、柱と梁、柱や横架材と筋交いなどの接合部には、地震の際に大きな力が加わってしまう部分だと言えます。

地震発生時にはその接合部分が弱点になってしまい、損傷することで一気に倒壊につながることもあるのです。

 

そのため、柱や梁などの接合部分を耐震金物によって補強することで、耐震性能を高めることが期待できるでしょう。

耐震金物とは、柱と土台、梁、柱と柱など接合部分の強度を高める金物のことを指します。

スリーク座付きナットやL型接合金物、ホールダウン金物など、耐震金物には様々な種類があります。

もし接合部分に腐食などがみられる場合は、耐震金物で強度を高めるようにしましょう。

免震構造とはどんな工法?戸建てに導入するメリット

この記事では、免震構造の概要や他の工法との違いなどについて解説します。
自分の家で暮らしている間でも様々なリスクが存在し、中には人命に関わるような事態も存在します。
その中で日本ならではとも言える大きなリスクが、「地震」によるものです。
地震そのものを避けることはなかなか難しく、安心して過ごしていくためには建物の構造にこだわる必要があるでしょう。
そこでおすすめされるのが、「免震構造」の採用です。
免震構造、耐震構造などについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

免震構造とはどんな工法?戸建てに導入するメリット

戸建ての耐震等級について理解を深めましょう

今回は、戸建ての耐震等級について解説してきました。

ご自宅の耐震性能を考える際の、良い材料となりましたでしょうか?

耐震等級には1~3のレベルがあり、耐震等級以外にも基礎の強化や耐力壁の設置などによって耐震性能を上げることが可能でしょう。

グランディーズで取り扱っている建売住宅「FORUX」は、地震等で建物に上下左右の力が加わっても、しっかりと踏ん張れる構造を持っています。

大分、宮崎、愛媛、香川、福岡、佐賀で新築戸建ての購入を検討している方は、ぜひともご相談いただけたら幸いです。

グランディーズでは特に愛媛、香川、福岡、佐賀、大分、宮崎にお住まいの方々にさまざまなかたちのお家のご提案をさせていただいております。

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