新築戸建ての建築期間と流れ
2021.09.21

マイホームを手に入れることは人生における大きな目標の一つであることが多く、手に入れるまでには非常に大きな金額が必要になります。
そしてお金と同様にかかるのが、戸建てを購入しようとし決めてから戸建てが完成して実際に住み始めるまでにかかる時間だと言えるでしょう。
新築戸建て作りには多くの時間を必要とされ、計画的に進めていかなければ想定以上に時間と費用がかかってしまう可能性もあるでしょう。
そのためこの記事では、新築戸建てが完成するまでの期間と流れについて紹介します。
大分、宮崎、愛媛、香川、福岡、佐賀で新築戸建ての購入を検討している方は、ぜひともご参考にしてください。
目次
新築戸建ての建築に全部でかかる時間
新築戸建てを建てることを決めてから実際に住み始めるまでの期間は、おおむね1年から1年3か月程度が一般的だと言えます。
しかし上記はあくまでも目安であり、ご家庭での話し合いや土地選びへのこだわりなど様々な要素によってかかる時間は変わってきます。
実際には段取り不足や想定外の事態の発生などによって延びることは充分に考えられるでしょう。
また、その逆に順調に進めば1年かからずにマイホームに住み始めることも充分にあり得ます。
大切なことは、日常生活に悪影響を及ぼさないように計画的に進めることだと言えるでしょう。
予定通りに進められない場合、仕事や学校、勉強などに支障が出てしまううえに、余計な費用がかかってしまうこともあります。
新築戸建て完成までの流れ
ここでは、戸建て完成までの簡単な流れについて解説します。
ここで紹介するのは一般的な流れであり、場合によっては順番が前後する工程もあることはご認識いただけたら幸いです。
情報収集(土地探し・選び)
マイホームを持つにはまず、情報収集をすることから始めます。
土地から購入して住宅を建てるのであれば、土地探しが最初の工程になるでしょう。
土地探しは、以下のようなポイントを押さえて実施することをおすすめします。
土地探しのポイント
・通勤、通学の利便性
・周辺地域の様子
・スーパーなどの商業施設、公共施設の位置
・交番や駅からの距離
・ハザードマップにおける安全性の高さ
利便性や土地の形・広さなどに注目して、複数の土地を比較していくと良いでしょう。
土地探しや数週間程度で終わることもあれば、数か月程度かかることもあります。
土地探しは家づくりにおける最初のとても大切な工程ですので、焦らず慎重に選択したいところです。
ハウスメーカー・施工店の決定
土地を見つけたら売主に連絡し、売買契約を結んだ後にハウスメーカーや施工店を決めていきます。
ハウスメーカー探しには1か月程度がかかると想定し、ギャラリーやモデルルームに行ってみてどのような住宅を作っているのか確認しながら決めていきましょう。
ハウスメーカーを決める際にはついついデザインや値段ばかりに注目してしまいがちですが、機能性に関してもしっかりと比較検討することが大切です。
デザインだけでなく工法や構造などについてハウスメーカーごとの特徴を整理し、デザイン・機能面ともに理想に近いハウスメーカーを探すようにしましょう。
また、担当者との相性も、意外と重要な要素だと言えます。
家づくりはこれから何か月も、時には1年以上も続くものであり、相性の悪い担当者とのやり取りは想像以上に嫌なものとなってしまいます。
住宅ローンの申し込み
このあたりから始めておきたいのが、住宅ローンの申し込み手続きです。
マイホームの購入には何千万円という大きなお金が関わるため、基本的には住宅ローンを組んで購入するものだと認識しておきましょう。
金利によって借入金額が変わり、借入金額によって住宅の間取りや仕様も変化します。
住宅ローンを受けるには審査に合格する必要があり、まず事前審査を終えた後に本審査といった流れで進められます。
本審査には比較的時間がかかるため、全体では1か月程度かかると想定して予定を組むことが大切でしょう。
今後実際に工事を始めるにあたって様々な負担が出てくるため、その予定に間に合わせるように早めに申請をすることが重要です。
関連記事>>住宅ローンの限度額・いくらまで借りられるのか?
プランの決定
住宅ローンの申請・審査とほぼ並行させるような形で、実際の建設プランを決定していきます。
ハウスメーカーとの打ち合わせを進めいくつかのプランを提案してもらい、その中から理想に近いものを選択します。
ここではよく内容を確認し、不明点があれば相談・質問をしながら決定していきましょう。
プランが決まったら、仮契約から設計図の作成にまで進めていきます。
ここの工程には2週間から1か月程度を見ておき、工事を終了させる予定の半年前には設計図ができ上がっているようにしたいところです。
工事契約等
ここまで進んできたら工事に移っていきますが、その前に大切な工程がいくつかあります。
まず、施工業者と工事の契約を結びます。
そして着工前に大切なのが、地鎮祭の実施です。
地鎮祭とは、建物の建設工事を始める前に行う、安全祈願の儀式のことを指します。
地鎮祭は、絶対に行わなければならないという訳ではありません。
ただし、工事の安全を祈願するために、原則として実施することがおすすめでしょう。
費用を抑えて略式で行うこともできるため、予算に合わせた実施方法を業者と相談することをおすすめします。
施工を実施
地鎮祭を終えたら、いよいよ工事に移っていきます。
工事を行うと騒音や人の出入りで近隣住民に迷惑をかけることもあるので、近隣を回って挨拶しておくことも大切です。
工事開始後に1か月ほどたった段階で柱や梁などの「棟上げ工事」が完了します。
この段階で、棟上げ式を行うこともあるでしょう。
その後は、内装材や設備機器の設置などの工事を進めていきます。
基本的に依頼した側に求められることはありませんが、定期的に現場へ行き、工事の進行状況を確認するようにはしましょう。
工事業者への差し入れなども、定期的に行っておくことをおすすめします。
工事には、3か月~半年程度かかるのが通常です。
引き渡し・登記
工事終了目前の状態になると「竣工」と呼ばれる状態になり、内覧や検査などを実施することになります。
内覧等も無事に済んだら、いよいよ引き渡しです。
実際に建物を自分のもととするためには、「登記」と呼ばれる手続きを行います。
引き渡しと同時に住宅ローンが実行され、決済が終了すれば、晴れてマイホームがご自身とご家族のものとなります。
ここの工程には、1か月程度かかるのが通常でしょう。
ただし住んでみて不具合などに気づくこともあるため、引き渡しが終わった後の連絡先やアフターフォローの内容については確認しておくことがとても大切です。
新築戸建て入居前にすることは?引っ越し時のやることリスト
この記事では、「新築戸建てへの引っ越し・入居前にやっておくことリスト」について紹介します。
新築戸建てへの引っ越しは心が躍る楽しいイベントであり、家族みんなでドキドキワクワクしながら過ごされるものだと言えます。
しかし、新築戸建てに引っ越しをするにあたっては、やらなければいけないことが想像以上にたくさんあります。
マンションへの引っ越しとは異なり、本当に一から自分たちで家を作り上げていかなければならないためです
こちらの記事で、新築戸建てへの引っ越し・入居前にやっておくことについて把握し、役立てていただければと思います。
新築戸建てが完成するまでの期間と流れを押さえておきましょう
今回は、新築戸建てが完成するまでの期間と流れについて紹介してきました。
ご自身やご家族の新居を立てるまでに必要な時間や流れを理解する、良い材料となりましたでしょうか?
マイホームを手に入れるまでの基本的な流れは共通しており、計画的に進めていくことがとても大切だと言えるでしょう。
グランディーズでは特に愛媛、香川、福岡、佐賀、大分、宮崎にお住まいの方々にさまざまなかたちのお家のご提案をさせていただいております。
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