親子ローンとは?メリット・デメリットや注意点

2021.09.21

マイホームの取得は一般の方の人生において最も大きな買い物だと言われており、計画に当たっては住宅ローンを組むことが一般的になっています。

取得資金を借り入れることで、一度に数千万円ものお金を用意する必要がなくなります。

長いスパンに渡って収入に合った支払いによって住宅を手に入れることができるのです。

そして住宅ローンを組む際の選択肢の1つに、「親子ローン」という形があります。

そのためこの記事では、親子ローンの概要やメリット・デメリット、注意点などについて解説します。

大分、宮崎、愛媛、香川、福岡、佐賀で新築戸建ての取得を検討している方は、ぜひともご参考にしてください。

 

親子ローンとは

 

親子ローンとは、1つの住宅親と子で取得、2世代に渡って返済を行う制度のことを言います。

親子ローンには「リレー」と「ペア」の2種類がありますが、一般的にはリレーローンの方を指すことが多いでしょう。

 

基本的にはほとんどの金融機関で「親子の同居」が条件となっており、二世帯住宅に住むことを考えているケースでは重宝する制度だと考えられます。

特定のケースにおいては、通常では貸し出しを受けられないご家庭でも貸し出しを受けられたり、希望額までの貸し出しが受けられたりすることがあるのです。

 

しかし、親子ローンには2世代で貸し出しを受けることならではの難しさもあります。

活用に際しては特徴やメリットだけでなくデメリットや注意すべきポイントなども押さえたうえで慎重に検討を行うことが望ましいでしょう。

 

親子リレーローンと親子ペアローンの違い・条件

 

ここでは、親子リレーローンと親子ペアローンについてそれぞれの概要や条件を解説し、両者の違いを整理します。

 

親子リレーローンとは

 

親子リレーローンとは、親子を代表する親族が同居する際に一緒に住宅ローンを組み、将来的には親から子へ継承する制度のことを指します。

通常は成人した子とその親のペアでローンを組み、最初は親が、そして親が引退した後は子が引き継ぐことが一般的です。

 

親子リレーローンの主な条件は、以下の通りです。

 

親子リレーローンの主な条件

  ・同居中もしくは将来同居を予定している親子

  ・借入時の親の年齢が70歳未満

  ・この最終返済時の年齢が満80歳未満

  ・返済を引き継ぐ子は1人だけ

  ・親子双方に一定の安定収入が見込める

  ・子が団体信用生命保険を契約する

 

親子リレーローンでは、通常の制度と比較して親の申し込み可能年齢が高くなっているケースが多いでしょう。

既に親の年齢が高齢で年金生活をしていたり、再雇用などで年収が低くなっていたりするケースには、住宅ローンを組むために親子リレーローンが有利に働くことがあります。

 

親子ペアローンとは

 

親子ペアローンとは、親族で協力しながら住宅ローンを複数申し込むことで、通常のローン契約では貸し出しが難しい金額をより有利な条件で借りられるようになる制度です。

親と子それぞれが単独でも借り入れ審査に通るほどの資金力を有するケースで、ペアでより多額の貸し出しを受けられるようにすることを目指します。

親子が互いに連帯保証人にとなり、相手の債務に対して返済責任を負うところが、本制度の大きなポイントです。

そのためどちらかの返済が滞ると、もう片方が全額請け負わなければならなくなることも考えられます。

 

親子が別々の貸し出しを受けるためそれぞれ別々の条件で貸し出しを受けることができ、金利などを一致させる必要がありません。

また、本制度では親子がそれぞれ団体信用生命保険を契約するため、もし親が返済中に死亡をしたとしても、子供にその債務が残らないところも大きな特徴でしょう。

ただし、親子で別々の契約をするためかかる諸経費や手間は単純に倍となるところには注意してください。

 

親子リレーローンと親子ペアローンの違い

 

リレーローンとペアローンの違いをまとめると、以下の通りです。

 

両者の違い

 

親子リレーローン

親子ペアローン

ローン契約数

1本

2本

返済パターン

まず親が返済した後に子

親子が同時に返済する

団体信用生命保険

1名(原則子)が加入する

親子共に加入する

親子の関係

子供が連帯債務者になる

お互いが連帯保証人になる

 

両者の違いを端的に表しているのは、上記のポイントだと言えるでしょう。

リレーローンは1つの契約を親子で結び、親の弁済が終わるまで子供の返済が始まりません。

返済期間に余裕を持ちやすいことから、親が子の住宅取得を支援する目的で活用されることも多くあります。

 

対してペアローンは同時期に親子が別々の貸し出しを受けることから、合計でより大きな貸し出し額を得ることが期待できます。

しかし親と子両方に一定の収入が必要となり、片方の返済が滞るともう片方にその債務がのしかかる可能性があるところが特徴的です。

 

親子ローンを組むメリット・デメリット

 

ここでは、親子ローンを組む利点と欠点について解説します。

 

親子ローンを組む利点

 

親子ローンを組む利点は、以下の通りです。

 

親子ローンを組む利点

  ・借入金額を増やしやすい

  ・親が高齢でも住宅ローンの活用ができる

  ・住宅ローン控除を親子それぞれで使える

 

まず挙げられるのが、借入金額を増やして希望額の借り入れを実現しやすいところです。

また、親が高齢でも住宅ローンの活用ができるため、子の住宅ローン契約を補助する形で契約するケースもあります。

さらに、住宅ローン控除を親子がそれぞれ活用できるため、高い節税効果も期待できるでしょう。

 

親子ローンを組む欠点

 

親子ローンを組む欠点は、以下の通りです。

 

親子ローンを組む欠点

・他のローンが組めないケースもある

・住宅が共同名義のケースは親の持ち分が相続税の対象になる

・名義変更等が難しい

 

親子ローンを組むと、子は返済が始まっていないにも関わらず1つのローン契約を結んでいる形になるため、他のローンが組めないこともあります。

また、住宅が共同名義のケースは親の持ち分が相続税の対象となるため、税金対策にも気を遣っておかなくてはなりません。

さらに、住宅ローンの名義変更は金融機関にとってはリスクが高く、返済中に親と別居したケースなどでも変更ができないことが多いでしょう。

契約時と状況が変更された場合に一括弁済を求められてしまうこともあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

 

親子ローンを組む際の注意点

 

ここでは、親子ローンを組む際の注意すべきポイントについて解説します。

 

親子がともに無理なく返済することを念頭に

 

まず大切なのは、親子が無理なく返済できるように計画することです。

親子ローンは単独の住宅ローンよりも貸し出し額が大きくなりやすく、収入が不安定になるとすぐに支払いが苦しくなることもあります。

返済は長期間に及ぶため、その間に不測の事態に陥ることも充分に考えられます。

健康状態やライフステージの変化などを考慮した計画づくりをしていかなければなりません。

家族間の援助が難しいため、破産してマイホームを手放すような事態を避けるには余裕を持った計画づくりが重要でしょう。

通常の貸し出し審査に通らないからと言って手を出してしまうと、理想のライフプランが描けなくなる可能性もあります。

 

親子間・家族間での合意が必須

 

家族トラブルを避けることも、重要な注意すべきポイントの1つです。

家族間の関係が良好かどうかは、非常に大きな要因になると言えます。

 

たとえば親子ローンで入手した住宅には抵当権が付くため、同居している子に相続の権利が限定されます。

子供が複数いるケースなどは相続で揉めることも少なくなく、家族間でよく話し合うことが重要でしょう。

 

また、転勤族の場合など同居ができなくなった場合にはどうするか等様々なケースについて想定してから貸し出しを受けることも大切です。

最悪のケースでは家族間での関係が悪化することも多々あり、別居をしたくなっても契約の関係上できないということなども考えられるため、注意しましょう。

理想的なマイホームを手に入れたとしても、家族間での関係が悪化してしまっては元も子もありません。

 

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新築戸建ての住宅ローン諸費用の種類や節約のコツ

 

親子ローンとは何か押さえておきましょう

 

今回は、親子ローンの概要や利点・欠点などについて紹介してきました。

ご自宅の取得に活用すべきか、判断する良い材料となりましたでしょうか?

長いスパンに及ぶ計画となるため、利点だけでなく注意すべきポイントも踏まえて慎重かつ余裕を持った計画を作り、活用するようにしましょう。

グランディーズでは特に愛媛、香川、福岡、佐賀、大分、宮崎にお住まいの方々にさまざまなかたちのお家のご提案をさせていただいております。

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