新築戸建ての見学会におけるチェックポイントや便利なアイテム
2021.08.04

「一生モノの買い物」と言えるマイホームの購入においては、なるべく多くの情報を得て後悔の無いようにしたいと考えるのが自然でしょう。
物件の情報を得るには情報誌やインターネットももちろん活用したいところですが、最も多くの情報が得られるのは、やはり現地で物件を確認することです。
新築戸建ての見学会などが開催されていることも多く、もしやっているのであれば積極的に参加するべきでしょう。
この記事では、新築戸建ての見学会におけるチェックポイントや持っていくと便利なアイテムを紹介します。
マイホームの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
周辺環境で押さえたいポイント
物件見学の際、建物と同じく周辺環境のチェックも非常に重要です。
実際に自分の生活をイメージしながら、周辺環境のチェックも行ってみてください。
コンビニ・スーパーは近いか
生活する上で、コンビニ、スーパーへ高い頻度で訪れることが予想されます。
事前にお店の位置や品揃え、営業時間を確認しておくといいでしょう。
治安は悪くないか
物件の見学は、ほとんどが明るい時間に行われることでしょう。
そのため、改めて夜に周辺地域を下見することをお勧めします。実際に最寄り駅からの帰り道を予想して歩いてみてください。街灯の有無や、街の雰囲気など肌で感じ取ることができます。
騒音の問題要素がないか
物件が駅近の場合、大きな道路に面しており交通量の多さにうるさくて眠れないなどの騒音問題があります。パチンコ屋など比較的大きな音の発信源となる施設が近くにないかなども把握しておく必要があるでしょう。
また、病院や消防署が付近にあるかどうかも一つのチェックポイントです。
交通の利便性
物件から最寄り駅までの徒歩所要時間も大事ですが、自転車やバスを使用したケースも想定しておきましょう。天候や電車の遅れにより、普段とは違う交通手段を用いるケースは必ず訪れます。
バスの場合、最寄りのバス停の位置・本数など、自転車の場合駐輪場の場所や料金などチェックしておくと良いでしょう。
新築戸建ての物件見学に役立つ持ち物
新築物件を見に行くうえでは、以下の持ち物を持っていくと役に立ちます。
役立つ持ち物
・筆記用具
・物件の間取り図
・チェックリスト
・メジャー
・スマホ
物件の間取り図を持っていくと、各部屋の大きさや印象などを書き込むことができます。
大きさや広さの把握には、メジャーも合わせて持っていくと良いでしょう。
気になる点を把握するには、事前にチェックリストを作って持っていくことが効果的です。
スマホは基本的には誰でも持っている機器ではありますが、非常に便利なためあえて紹介しました。
スマホ1つあれば物件の写真を撮る、気になったことをメモする、周辺の地図を確認するなど様々な用途に利用できます。
さらには懐中電灯として暗い部分を照らしたりメジャーの代わりになるアプリがあったりと使用用途は幅広いため、当日はしっかりと充電をして持っていきましょう。
新築戸建ての見学会でのチェックポイント
ここでは、新築戸建ての見学会に行った際にぜひともチェックしてほしいポイントを紹介します。
外観
建売の新築物件を見る際には、外観のチェックが欠かせません。
全体的な印象が好みかどうかはもちろんのこと、他人から見てどのように映るのかを最も客観的にチェックしやすいのが最初に見た時なのです。
物理的にも心理的にも、外から侵入しやすい構造や見た目になっていないかは重要なポイントでしょう。
侵入のしにくさや目隠しの活用などを見ておくことをおすすめします。
また、段差などが危険な構造になっていないかどうかは、小さな子供などが一緒に住む場合には重要な要素です。
駐車場や庭
庭や駐車場の状況も、最初の段階で押さえておく必要があります。
駐車場は広さだけでなく停められる車両の高さ、停めやすさなども確認しておくべきでしょう。
庭がある場合は、水栓やコンセントの位置などをチェックすると、実際に住んだ際のイメージが湧きやすいと言えます。
関連記事>>戸建ての駐車場の適切な幅やサイズ
実際の部屋の広さ
当たり前のことですが、一番重要なのが実際の部屋の大きさを確認することです。
サイトやチラシなどで建物・土地の面積を見たとしても、数値のみではイメージできない方も多いかと思います。
また、間取り図に記載されている畳数と実際に見たときでは、かなり違うという話を聞くこともあります。物件見学の際は、各部屋の広さを充分に確認しておきましょう。
窓の位置
採光や風は、大きく住環境の快適さに影響を及ぼします。
そのため実際に暮らす際の快適さを確認するためには、窓の位置が非常に大切です。
窓の位置次第では日中の採光が十分にできず暗かったり、風通しが悪く空気がこもってしまったりします。
窓の方角や、部屋の対面に窓があるか(風の通り道が作れるか)などといった観点で確認するようにしましょう。
収納
収納の場所や数、利用しやすさなどはぜひともチェックしてほしい部分です。
現状では十分な収納数だったとしても、今後家族が増えるなどライフプランに合わせて余裕を持った収納スペースを確保するようにしましょう。
水回り
生活の快適さと言う意味では、水回りのチェックも非常に重要です。
例えばトイレや洗面所の数や位置、キッチンの水栓の使いやすさや広さなどはチェックしておく必要があるでしょう。
先ほどと同様に、ライフプランに応じたイメージを持ちながらチェックすることが大切です。
また、浴室は浴槽の大きさや洗い場の広さ、外から見える構造になっていないかなどを中心に確認します。
合わせて掃除やメンテナンスのしやすさ、浴室乾燥機の有無などを確認できると良いでしょう。
コンセントの位置
実際の生活を考えた場合に重要なのが、コンセントの位置です。
可能な限り日常生活を想像しながら、必要な場所に必要なコンセントがあるのかを把握するようにしましょう。
全体的な生活動線
全体的な生活動線は、生活のしやすさだけでなく家事の負担にもつながる大切なポイントです。
戸建ては複数階があることで生活動線が長くなりがちですので、動きやすい構造かどうかは必ずチェックしておく必要があります。
周辺環境
家の外観や内観だけでなく、周辺の環境にも目をやることが大切です。
近くにスーパーや病院、学校などの生活に必要な施設が近くにあるかどうか、各目的地までの経路が安全に確保できるかなどを確認します。
安全面で言えば、近くに交番があるかどうかは大切な要素でしょう。
また、周辺にお店や工場などがあって騒音や臭いが気にならないかは、住み心地や健康を考ええるうえで重要な要素です。
さらに、現在の状況だけでなく新しく施設や設備が造られる予定がないかも、確認しておくことをおすすめします。
新築戸建ての物件見学の注意点
新築戸建ての物件見学で、「きれいな家だな」で終わってしまった。結局何が良いのか分からなかったという声も少なくありません。
新築戸建ての物件見学での注意点を4つにまとめました。ぜひ参考にしていただければと思います。
家族全員で行く
物件見学は、家族全員で行くことをおすすめします。
お父さん、お母さんだけで行ったとしても問題ありませんが、家族がイメージを共有するためにもなるべく全員で行くのが良いでしょう。
また実際に、家族全員で見学することでリビングや寝室など複数人で共有する部屋の雰囲気・広さの確認をすることができます。
標準仕様とオプション設備を確認する
モデルルームの場合は、どれが標準仕様なのか確認する必要があります。
物件によっては、オプション仕様をふんだんに使いより良く見せることもあるからです。
メーカーによっては、外構やフェンスなどもオプション仕様となる場合があるため注意しましょう。
営業担当者の対応をみる
良い物件を見極めるためには、有能な営業担当者に案内してもらうことも重要です。
現場の営業担当者に細かい質問をしてみると良いでしょう。
すべてを即答できなくても問題ありません。しっかりと資料を基にその物件の長所や短所など説明してくれる担当者を見極めましょう。
契約のタイミング
営業担当者から「この物件は大変人気ですぐに売れてしまう可能性があります。」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
もちろん、他のお客さんに取られてしまうケースもありますが、高額なお買い物であるため急ぎは禁物です。しっかりと時間をかけ吟味したうえで、契約をすることをおすすめします。
廊下のない家のメリット・デメリット
この記事では、廊下のない家のメリット、デメリットと対策方法について解説しております。 従来の住宅のような廊下を廃することで、住居はどのような特徴を持つようになるのでしょうか。 詳しく知りたい方は、ぜひとも参考にしてみてください。
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新築戸建ての見学は抜かりなく行いましょう
今回は、新築戸建ての見学について解説してきました。
見学時に必要な視点や持ち物を知る材料となりましたでしょうか?
新築戸建ての見学では様々な情報を得られますので、しっかりと準備をして臨みましょう。
グランディーズでは今後発売予定の物件も含めて様々な物件を紹介していますので、ぜひとも一度お問い合わせいただけたら幸いです。
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