新築戸建てでテレビを見られるようにする3つの方法
2021.08.04

テレビはもはや現代人の生活の一部であり、冷蔵庫や洗濯機と同様に生活になくてはならないもの、もっと言えば「あって当然のもの」とまで言えるかもしれません。
どんな家に住む予定でも、基本的にはテレビをどうするかは考えているのではないでしょうか。
しかし、新築戸建てはマンション・アパートなどと異なり、住み始めたばかりの段階ではコンセントをつないでもテレビを見ることはできません。
家を建てるのが初めての方は誤解していることも多いのですが、まずテレビが見られる状態を作らなくてはならないのです。
この記事では、新築戸建てでテレビを視聴する方法を解説します。
新築戸建てを検討しており、引っ越してすぐテレビを見たいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
新築戸建てでテレビを視聴する方法
新築戸建てでテレビを視聴する方法は、基本的に以下の3パターンです。
新築戸建てでテレビを見る方法
・アンテナを立てる
・ケーブルテレビに入る
・光回線に入る
テレビと言えばアンテナのイメージがある方も多いでしょうが、地デジ放送が始まっている現在では、上記の3パターンの手段が考えられます。
3パターンそれぞれに様々なメリット・デメリットがあるため、最初の段階で比較しながら自分や家族にとって最適な方法を探していくと良いでしょう。
ここからは、それぞれの手段の長所・短所、具体的な手順などを整理していきます。
新築戸建てでアンテナを立ててテレビを視聴する方法
ここでは、アンテナを立てることで見る方法について解説します。
アンテナを自宅に建てることで電波を拾い、様々なチャンネルを見る手段です。
アンテナで見る方法のメリット
アンテナを活用するメリットは、以下の通りです。
メリット
・最終的にコストを抑えられる
・すぐに見られるようになる
・様々な番組視聴が可能
・自分の好きな電話やインターネット回線と個別に契約
・業者に任せておくだけで完了する
・修理は火災保険の対象になることも
アンテナを利用すると初期費用はかかりますが毎月の固定費がかからないため、総合的に見て最も経済的な手段だと言えます。
工事が早く終わり専門性も低いため、基本的には業者に任せておくだけで早期にテレビが見られるようになるでしょう。
また、自分の好きな電話やインターネット回線と個別に契約でき、仕組みがシンプルであるためプランの変更などの余計な手間がないことも長所だと言えます。
地デジ放送やBS放送(無料番組)の視聴も可能であり、修理の際には火災保険が適用される可能性もあるなどの点も長所でしょう。
アンテナで見る方法のデメリット
アンテナを活用するデメリットは、以下の通りです。
デメリット
・初期コストがかかる
・設置しても見られない地域がある
・天候の影響を受け映りの良し悪しが変わる
・CSやBSの視聴はプラスで契約しなければならない
アンテナのデメリットとしてまず挙げられるのは初期コストがかかることですが、これはその後ランニングコストがかからないことで充分に回収できる投資だと言えるでしょう。
それよりも、アンテナで電波を拾うシステムであるがゆえに、地域や天候によって映らないことがある点には注意が必要です。
「他のチャンネルは普通に映るけど、○○チャンネルだけはいつも映りが悪い」などということが起きてしまいます。
また、CSやBSの有料放送を見たいと思ったら、別で契約しなければならない点も短所でしょう。
安価ではあるが、映りなどの点では不安が残る手段だと言えそうです。
視聴までの具体的な流れ
視聴までの流れは、おおむね以下の通りです。
視聴までの流れ
1.まず見たい番組・チャンネルを決めておく
2.見たいものに合わせてアンテナを決定する
3.業者へ設置の依頼をする
4.テレビと室内のテレビ端子をケーブルでつなぐ
アンテナには地デジ用とBS・CS用の2パターンがあり、BS・CSが見たいのであれば地デジ用に加えてBS・CS用も立てておく必要があります。
業者への依頼は、地デジ用なら3万円ほど、BS・CS用も立てるなら6万円ほどがかかるとみておいてください。
家電量販店や町の電気屋さん、ハウスメーカーなど幅広い業者が実施できますが、ハウスメーカーに依頼すると高くつくことも多くあります。
かかるコストは基本的にこの瞬間の依頼費用だけですが、きちんとした業者でないと余分な費用を請求してくることもあるため、相場を知っておくことが大切です。
上記の流れで完了するシンプルな方法であるため、幅広い人にとって選択肢になりうると言えるでしょう。
工事も業者の予定次第では即日実施してもらえるため、手ごろな手段ではあると言えそうです。
家の引き渡しから引っ越しの間に工事を依頼してしまえば、新居に住んですぐにテレビを楽しむ事ができます。
アンテナで見る方法がおすすめの人
これまでの話をまとめると、アンテナを活用する方法が向いているのは以下のような方です。
アンテナを活用する方法が向いている人
・コストをなるべく抑えたい人
・とにかくすぐにテレビを見たい人
・基本地デジだけで充分だという人
・テレビと他のインターネット回線を分けたい人
とにかくすぐテレビを見られるようにしたく、基本的には地デジしか要らないというケースでは、非常に有力な選択肢になると言えます。
見る番組・チャンネルが既に決まっていて限定的な場合、コストの面を考えても最も合理的でしょう。
また、すぐに引っ越すことが分かっているケースでも、アンテナの活用は向いています。
新築戸建てでケーブルテレビに加入する方法
ここでは、ケーブルテレビに加入を行ってテレビを見る方法を紹介します。
ケーブルテレビで見る方法のメリット
ケーブルテレビを活用するメリットは、以下の通りです。
メリット
・チャンネル数が多い(BS・CSが見られる)
・多くのケースで電話やインターネットと一緒に契約できる
・映りが安定的(天候や住んでいる地域に左右されない)
・手間も基本的には少ない
ケーブルテレビにおけるメリットとしてまず挙げられるのが、専門のチャンネルが多いことです。
映画やアニメ、スポーツなど、様々なチャンネルを楽しむことができます。
ケーブルテレビの会社ごとに様々なプランが設けられているので、選択する楽しみが非常に大きいと言えるでしょう。
また、ケーブルテレビの会社によっては電話やインターネットと一緒に契約でき、インターネットを抜いた契約などもできる点は長所です。
さらに、有線の強さは映像の安定度です。
有線でつながれているため、地域や環境に関わらず基本的には常に安定した環境で楽しむことができます。
ケーブルテレビで見る方法のデメリット
ケーブルテレビを活用するデメリットは、以下の通りです。
デメリット
・初期費用もランニングコストもかかる
・他のサービスへの切り替えが難しい
・選択肢が多くてプランの選択が難しい
・ネット回線が遅いことも
短所としてまず挙げられるが、コストに関する問題です。
特に基本的には地デジ放送しか見ないという人にとっては、余計な費用を払うことになって無駄が多いでしょう。
また、プランが複雑で選択することが難しく、他のサービスへの切り替えも困難であることが多いと言えます。
インターネット回線が遅くなることも多く、普段から動画やゲームをネットで楽しんでいる方にもおすすめしにくいでしょう。
視聴までの具体的な流れ
視聴までの流れは、おおむね以下の通りです。
視聴までの流れ
1.契約会社を選択する
2.契約プランを選択する
3.申し込み
4.工事の実施
選択できる会社の選択肢は地域によって決まっているため、基本的には選んだ会社によって流れは決まります。
転居先のケーブルテレビ会社がどこなになるのか事前に知りたい方は、「○○市 ケーブルテレビ」などと検索してみてください。
契約プランの内容もケーブル会社のホームページなどで確認できるはずです。
申し込み後には現地調査の有無や工事内容の説明を受け、工事に入ります。
工事自体は数時間から半日程度で終了しますが、立会いが必要なため注意してください。
また、連絡して即日対応してもらえることは少なく、基本的には希望する日にちの1~2週間前ほどには予約を入れるべきでしょう。
ケーブルテレビで見る方法がおすすめの人
これまでの話をまとめると、ケーブルテレビを活用する方法が向いているのは以下のような方です。
ケーブルテレビを活用する方法が向いている人
・シンプルに固定電話やネット、テレビを一元管理したい人
・コストはかかっても様々なチャンネルを楽しみたい人
・その地域特有の地方チャンネルを見たい人
・また数年で引っ越す可能性が高い人
ケーブルテレビでの視聴が向いている人は、テレビを中心に生活していて様々なチャンネルを見たいという方でしょう。
多少のコストがかかったとしても、番組を充実させたい方にはおすすめです。
また、地方チャンネル特有の番組を楽しみたい場合でも、選択する余地はあるといえます。
光回線で視聴する方法
ここでは、光回線を活用してみる方法を紹介します。
光回線とは、NTTが提供している「フレッツ光」の回線を利用する手段です。
光回線で見る方法のメリット
光回線を活用するメリットは、以下の通りです。
メリット
・高速なインターネット回線が利用できる
・有料チャンネルのバリエーションが多数ある
・ネットとテレビ、そして携帯をセットで契約可能
・天候や地域に関係なく安定して楽しめる
光回線を利用すれば、高速のインターネットが利用できます。
有料チャンネルのバリエーションも豊富で、様々な番組を楽しめる点も魅力的でしょう。
また、ネットとテレビ、携帯料金をセットで契約しまとめて支払うこともできるため、管理の面でも優秀だと言えます。
さらに台風や大雨などの影響を受けず、周囲の建物などの影響もなく楽しめる点も、長所です。
光回線で見る方法のデメリット
光回線を活用するデメリットは、以下の通りです。
デメリット
・コストが最も高くつく
・視聴できるテレビの台数には限界がある
・日本全国どこでも契約できる訳ではない
・他サービスへの切り替えが困難
・見られるようになるまで時間がかかることも
光回線はこれまで紹介した手段の中で最もコストがかかるため、なるべく出費を抑えたい方にはおすすめしにくいかもしれません。
また、光回線は日本中のどこでも利用できる訳でない点も、注意が必要です。
光回線は利用できるけれど、テレビが見られるドコモ光テレビオプションなどエリア外という地域も少なくないため、最初に調べるべきでしょう。
視聴までの具体的な流れ
視聴までの流れは、おおむね以下の通りです。
視聴までの流れ
1.回線の種類を選ぶ
2.プランを選ぶ
3.工事の申し込みをする
4.工事を実施する
光回線は、NTTが電力会社や携帯会社などと提携して生み出された独自の回線・サービスです。
「docomoひかり」「auひかり」などと言われて耳馴染みがある方もいることでしょう。
住んでいる地域や携帯会社などから、最もお得なプランを選択することが大切です。
工事費用は地域やサービスによりますが、数万円程度かかると言えます。
工事は数時間から半日程度で終わりますが、やはり希望日の1~2週間ほど前から予約が必要です。
光回線で見る方法がおすすめの人
これまでの話をまとめると、光回線を活用する方法が向いているのは以下のような方です。
光回線を活用する方法が向いている人
・幅広い番組を見たい人
・映像の安定度にこだわる人
・高速通信で、インターネットをストレス無く利用したい人
光回線は、多少のコストはかけても幅広いチャンネルを楽しみたい方に適しています。
月額で1,000円前後はかかるため、予算を組んでおくようにしましょう。
また、インターネットを中心とした生活を送っている方にも向いています。
自分のライフスタイルに合った方法をとりましょう
今回は、新築戸建てでテレビを視聴する方法について解説/紹介してきました。
どの手段が最も自分に合っているのか、判断する材料となりましたでしょうか?
戸建てに移り住んでからテレビを視聴できるようになるまでに取らなければならない流れは、方法によって様々です。自分のライフスタイル・要望に合った方法を選択するようにしましょう。
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